「ラプラスの魔女」ネタバレ感想/桜井翔映主演の画原作小説

こんにちは!
今回はこの春に封切られた映画「ラプラスの魔女」の原作を紹介します。

原作小説

作者:東野 圭吾出版社:角川文庫

この春に封切られた映画「ラプラスの魔女」の原作小説です。
櫻井翔さんが主演ということで気になって、読んでみました。

あらすじ

二つの温泉地で起こった硫化水素中毒による死亡事故。
警察の依頼で現地の調査をする地球科学の研究者青江は、その現場で不思議な力をもつ少女円華に出会う。
死亡事故は本当に事故だったのか。円華に翻弄されながら真相を追う青江は…。

「ラプラスの悪魔」とは

フランスの数学者ラプラスによって提唱された世界観。

「もしもある瞬間における全ての物質の力学的状態と力を知ることができ、それらのデータを解析できるだけの能力の知性が存在するとすれば、その存在にとっては、不確実なことは何もなくなり、その目には未来も(過去同様に)全て見えているであろう。」

情報が完璧にそろえば、未来は予想できるということですが、だいたいふつうの人間に完璧な情報とかってそろえられません。

そこでもう、未来予測なんてできないんですし、現在は量子力学によって否定されています。

感想

ミステリーというよりはSFファンタジーなかんじです。

だいたい移動中のバスの中や家事の合間に読んで二日くらいで読み終わることができました。おもしろかった、といえばおもしろかったです。

竜巻に巻き込まれて亡くなる円華のおかあさんは、自分も子供がいるのでちょっと切なくなりました。それと、息子を殺されて自殺するおばあさんについてはいたたまれない感じに。
が、感情移入できたのはここまでだった気がします。

青江が主人公というところがぴんとこなかったせいでしょうか。

警察、ボディーガード、青江と視点がばらけていまひとつまとまらないというか。

出てくる「父親」がみんな微妙な人ばかり。

それと、未来を完全に予測するという人為的に作られた天才の存在がちょっと薄いというか。

円華が半軟禁状態なのは父親が過保護なだけかと思っていたのですが、そういうわけでもないみたいだし、そのあたりの重要度はいまひとつわかりませんでした。

犯人とその父親については遺伝するサイコパスというか。

ブログの内容を覆していく証言が集まっていくところは驚かされましたし、円華が探す青年が最初考えていたよりもえげつない人物だったのが意外でした。

やはり復讐のためにいろいろと捨ててしまったのかなと。

(もとから持っていないものも大きいようでしたが)最後の円華の返事は、もう少し違う返答を期待していましたが意外性はないかも。

最後に真実は関係者だけが知っていてあとはうやむやに、というのはすっきりさせようがない話なので仕方ないのですが、中岡さんがかわいそうに思いました。仕方ないけどね。

全体的にあっさり読めて楽しかったですが、映画は微妙かなと。

続編

魔力の胎動 作:東野圭吾 出版:角川文庫
ラプラスの魔女の前日譚。

自然現象を見事に言い当てる、彼女の不思議な“力”はいったい何なのか――。彼女によって、悩める人たちが救われて行く……。東野圭吾が価値観を覆した衝撃のミステリ『ラプラスの魔女』の前日譚。

映画

監督:三池崇史
出演: 櫻井翔、 豊川悦司、 リリー・フランキー、福士蒼汰、広瀬すず

実施広瀬すずさんが主演みたいな声もなきにしも……。

最後に

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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