『ひとつむぎの手』あらすじ&感想・ヒューマンドラマ&ミステリー

2019年本や大賞が決定しましたね。

どの作品も面白いものばかりですが、今回は知念実希人さんの「ひとつむぎの手」について紹介しますね。

あらすじ

主人公は大学病院に勤める医師平良裕介。

彼は過酷な勤務に耐えながら一流の心臓外科医を目指してきましたが、なかなか出世の機会に恵まれません。

そんなある日、平良は心臓外科の権威・赤石教授から研修医3人の指導を任されます。

彼らを入局させれば心臓外科医への道は開けますが、失敗すればその道は絶たれてしまいます。

瀬戸際に立たされた平良は研修医達の信頼を得るべく奮闘します。

そんな中、赤石教授の不正をほのめかす怪文書が届きます。

さまざまな人間の思惑学校渦巻く中、権力争いはどんどん激化し平良は赤石教授から怪文書を送った犯人探しを頼まれてしまいます。

平良は忙しい毎日で人間関係の煩わしさも多く疲れる事ばかりの毎日の中で、患者に真摯に向き合い自分が本当にやりたい医師としての在り方を探していきます。

結局最後は夢破れ、平良は新境地で家族と共に暮らすことになり、仕事を通して仕事によって、人と人を紡いでいく医師になっていきます。

感想

主人公の平良のカッコよすぎない人間くささがとても魅力的です。

平野は出世したいと思いながらも上手く立ち回る事ができず権力争いに巻き込まれていってしまい、嫉妬心に身をこがし時には体裁を取り繕いウソもつきます。

冷たくて決してカッコいいとは言えないけど、人間関係に悩んだり自分の要領の悪さに落ち込んだりする姿は、現代の世の中の人全てに共感できるものだと思います。

平良が 、それまで意識せずに持っていた患者さんとその家族を外科的だけではなく心の面でも救いたいという思いに徐々に気づいて前向きに踏み出していく姿は応援したくなります。

知念実希人 (ちねん みきと )さんについて

  • 1978年10月12日沖縄県南城市生まれ、東京都中央区在住。
  • 日本内科学会認定医
  • 2011年、『誰がための刃 レゾンデートル』で第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞 。
  • 2012年同作で作家デビュー。
  • Twitterでは医療系のトリビアをつぶやいており、毎日見ているとためになるアカウントとして、4万人以上にフォローされている >> 知念実希人 (@MIKITO_777)

代表作

まとめ

酒クリニックで乾杯を 』はテレビドラマ化もされましたね。

現在は 『天久鷹央の日常カルテ』をnoteに連載されています。

>> https://note.mu/mikitochinen

これからの作品がとても楽しみな作家さんですね。

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