北条裕子「美しい顔」被災地を取り扱った小説で盗作疑惑?

東日本大震災を題材にした作品ですが、盗作騒動が起きていますね。

本になったドキュメントは未読なのですが、全編公開されているので読んでみました。
全文掲載はこちら>美しい顔(掲載終了)

感想

作:北条裕子 出版:講談社

確かに泣けた、けれど

地震と津波によって生活すべてだけではなく、母親を亡くした女性。

母親の遺体と対面したときの悲しみは、自分の家族を亡くした時を重ねてしまいうるりとしてしまいました。

マスコミに対するネガティブな感情も、SNSで拡散されるメディア以外の視線を見ていたので頷けました。

ですが、最初彼女が女子高生だとは途中まで気づかず……なにか読み落としたかしら。

たしかに被災して弟と二人で大事な母を亡くして悲しくて苦しいけれど、これから痛みをかかえたまま乗り越えていくんだ、っていうそういう話で。

でも、なんだかこれは被災地でなくてもよかったような気が……って思うくらいにはこう、彼女が彼女の事だけを考えている風でした。

盗作かどうか

できれば盗作されたという本のほうを読んでみたいのですが、重たい話はちょっとしんどくて、今は明るい話が読みたいなぁ。

参考文献は参考にするから参考文献なので、そのまま写し取ったような表現ではダメなんですよね。

確認していないので、そちらを読んだら「全然違うじゃん」ってなるかもしれませんが、もしそうなら……ノンフィクションなら確実にその文の向こうに痛みをかかえた被災者の方がいるわけで……。

ううん、なんだか、最初に作品の評価に「盗作」という単語が出てくると、感想もやはりバイアスがかかってしまいます。

たしかに泣けたんだけど。

それは作者の力量でなのか、事実を切り取ったものを見せれたからなのか。(ぐるぐる)

どういう結果にしろ、双方が納得できるところに落ち着くことを願っています。

参考文献とされている本

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