大塚勇三氏死去教科書に載った「スーホの白い馬」あらすじと他作品は?

「スーホの白い馬」は小学校で教科書に載っていたので、覚えている人は多いのではないでしょうか。
 その作者の大塚勇三さんが97歳でなくなりました。
大塚さんはどんな作品を残されたんでしょうか。

大塚勇三さん 略歴

旧満洲旧安東市(現・遼寧省丹東市)で生まれ、東京帝国大学法学部卒業。
その後1957年から1966年まで平凡社に勤め、瀬田貞二氏(「ナルニア国ものがたり」「ホビットの冒険」「指輪物語」などの翻訳が有名)と出会い、米英、ドイツ、北欧などの児童文学の翻訳をされました。

2018年8月18日に肺炎で97歳で亡くなりました。

代表作「スーホの白い馬」

あらすじ

 ある日、遊牧民の少年スーホは帰り道で倒れてもがいていた白い子馬を拾い、その子馬を大切に育てる。それから数年後、領主が自分の娘の結婚相手を探すため競馬大会を開く。スーホは立派に成長した白い馬に乗り、見事競馬大会で優勝する。しかし、領主は貧しいスーホを娘とは結婚させず、スーホに銀貨を3枚渡し、さらには白い馬を自分に渡すよう命令する。スーホはその命令を拒否し、領主の家来たちに暴行され白い馬を奪われる。命からがら家へ辿り着くが、白い馬を奪われた悲しみは消えなかった。

その頃、白い馬は領主が宴会をしている隙を突いて逃げ出したが、逃げ出した際に領主の家来たちが放った矢で体中を射られていたため、スーホの元に戻った時には瀕死の状態であった。看病むなしく白い馬は次の日に死んでしまう。スーホは幾晩も眠れずにいたが、ある晩ようやく眠りにつき、夢の中で白馬をみる。白馬は自分の死体を使って楽器を作るようにスーホに言い残した。そうして出来たのがモリンホール(馬頭琴)であった。

馬頭琴という楽器をこのお話で知った人も多いのではないでしょうか。
モンゴルのお話ですが、モンゴルでの知名度はものすごく低いようです。

また、このお話については「スーホの白い馬の真実(著:ミンガト ボラグ)」というモンゴル人の人の書いた本もでていて、内容についてのモンゴルと日本、中国の関係なども書かれています。

外国児童文学の翻訳作品

「リンドグレーン作品集」 (ながくつしたのピッピなど)、「小さなスプーンおばさん」をはじめとするスプーンおばさんシリーズ、「ちいさなバイキング」、「トム・ソーヤーの冒険」など、一度は聞いたことのある作品を多く翻訳されています。

「スプーンおばさん」や「ちいさなバイキング」などはアニメ化されていて、私も子供のころに見た記憶があります。
特に「ちいさなバイキング」はビッケがかわいくて毎回楽しみにしていました。

最後に

小さいころに親しんだ本を書かれた人が亡くなるのはなんだかさみしいですね。
大塚さんが残された本がこれからもたくさんの子供たちに読まれることを願うとともにご冥福をお祈りします。

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