ロビン・フット物語映画やFGOなどのゲームに登場の原作とあらすじ

イギリスの童話として有名なロビン・フットは、ケビン・コスナーやラッセル・クロウが主演の映画がなんども作られたり、多くのゲームに登場しているとても有名な物語です。
いったいどんなお話だったのか読んでみました。

著:ローズマリ・サトクリフ
翻訳:山本史郎
出版:原書房

登場人物

ロビン・フット

シャーウッドの森にすむ独立農民の出の無法者のリーダー。本名はロバート。
弓の名手であり、カリスマ性のあるリーダー気質。
いたずら好きで敵をおちょくる感じと、向こう見ずな部分もありますね。

マリアン

マラセットのフィッツウォーター卿ロバートの娘。
ロジャ卿と結婚させられそうになったところを自力で抜け出し森にすむロビンたちと合流。強くて美しい女性。

リトル・ジョン

ジョン・ネイラー。ロビンの一番の仲間。
ロビンに負けないほどの腕っぷしの大男で仲間想い。
ロビンの臨終をみとった。

タック修道士

修道院から恐れられていた荒くれ坊主。貧民には親切で頼りがいのある男。
自分で砦をつくって住んでいたが、ギズボーンのガイが襲ってきたのを期に6匹の猟犬とともに森にやってきた。

ロジャ卿

権力をかさにマリアンと結婚しようとしたが逃げられ、それ以来ロビンを恨んでいる。ロビンの死に関係する。

リチャード王

イギリスに実在しているリチャード獅子心王です。
修道士に変装してロビンたちの前に現れるなどおちゃめ。
無法者だったロビンたちに恩赦を与えて軍に招く。

あらすじ

修道院とギズボーンのガイによって無実の罪で土地を奪われ無法者にされたロビンは、つかまっている自分の小作人たちを助けると<緑の森>へと逃げ延びた。

ロビンが悪政をしく代官や腐敗している修道院をこらしめたり、困っている人を助けるうちに、リトル・ジョンやタック修道士たち多くの仲間がバーンズデイルの森に集まり始める。

サトクリフのロビンフット

ロビン・フットは吟遊詩人たちがさまざまな物語を集めて語るうちに出来上がった民間伝承です。
ロビンのモデルとなる人物はたくさんいて、だいたいの時代はわかっても人物としては特定できないようです。
今の「森にすむ義賊のロビンフット」としてまとまったのは19世紀以降といわれています。

ヨーロッパでの義賊の代表みたいな扱いなんでしょうか。
森や山に政府に追いやられたアウトローが集まって事をなす、というのは水滸伝を思い出しました。主人公が最後に悲劇的な死を迎えるのもなんとなく近いかしらと思います。(旅人や旅の修道士に通行料をいただく(湾曲表現)なんてところも似ていますw)

サトクリフはこれらをとても楽しく、美しい物語としてまとめました。
森での彼らの暮らしはとても楽しそうで、森に暮らすロビンののびのびとした様子が軽快に描かれています。

大人が読むのにも十分な作品なのですが、これは子供のころに読んでみたかったとおもわせてくれる一冊でした。

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